教習所で教える 路線バスの運転が優先
2024/02/08
路上教習をしていると、路線バスが通り過ぎる姿を目にします。
教習所での車の運転練習の際に路線バスが優先されるように教えられます。
本当のところ譲らなくてもいいのか、譲らなければならないのかが曖昧な方もいます。
また、他の車は譲るのか、タクシーはどうか疑問に思っている方もいます。
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教習所で教える 路線バスの運転が優先される
教習所での車の運転練習において、路線バスが優先される理由について説明します。通常、路上で駐停車している車があれば、その車をかわして後ろを走行している車が優先となります。止まっている車は、後続から来ている抜かそうとしている車を先に行かせなければなりません。それではバスの場合はどうでしょう。路線バスに関しては後続から来る車は、止まっているバスが右合図( ウインカー )を出した時点で止まって譲らなければなりません。しかし、急ブレーキをかけてまで止まる必要はありません。そうでない場合は止まります。路上試験でも止まらない場合はマイナス20点の減点になります。バスの場合は公共交通機関であり、渋滞の中お客さんの乗り降りで一度止まってしまった場合、後続車が来ているとなかなか発進できないです。また車体も大きく、乗客の安全を考えると素早く発進できないために、周りの車が譲ってあげなければ、ダイヤも乱れ公共交通機関としても役割がたとてなくなることも理由ではないでしょうか。教習中に路線バスに遭遇しなかった方もいるかも知れませんが、知っておいてください。路線バスは譲らなければなりません。最近では時間帯によってバス専用道路やバス優先道路になる道もあります。交差点で左折するので専用道路を走り続けたら、違反切符を切られたと聞いたこともあるかもしれません。また、その1つ右側の第2通行帯からさせるするの変な感じがします。確かに、バス専用だうろに入らなければなりませんが、それは曲がる30m手前です。ずっと走ってはいけません。こういったバスというものとの関係で迷っている方も多いので、今回を機に知っておいてください。また狭い道で路線バスが駐車車両がいて動けない場合、対向車線に出れば動けるが、自車が進むとぶつかってしますケースでは、バスが通れるスペースを残してその手前で止まらければなりません。こういった、反対車線の駐車車両・自転車・歩行者の動きと対向車の動きの予測、そして自分の左側いいる自転車やバイク等の動きがどうなるかを予測していきながら運転することが必要です。これはバスの優先とかだけではなく、事故を未然に防ぐために危険予測の範疇にもなってきます。そういったことが起こり得るのかを瞬時にさまざまなパターンを導き出して、それの回避するブレーキに足をかけておくのか、確認をしてハンドルを切っておくのかなどの処置もする必要があります。またそのためには、車のスピードも調整しておかなければならないかもしてません。自分が対処できるからといって早くていいわけでもないです。相手がびっくりしないようなスピードにしなければならない場合もあります。自分だけではなく、他の車の運転手やバイク・自転車・歩行者などがどのように動く可能性があるかを考えながら運転することは、事故防止の観点から非常に重要になってきます。今回のテーマは、路面バスを優先するか否かではありますが、様々な要素が絡んできますので話が膨らみました。